「越前みなと大花火(旧:越前夏まつり)」撮影レビュー(会場や駐車場、撮影のポイントなど)

「越前みなと大花火」について

「越前みなと大花火」に行ってきました。

私は花火の撮影はほとんど経験がなく、撮影に関しては完全に玉砕という結果となってしまいましたが、場所取りなどの事前の準備や、当花火大会における撮影のポイントなど、実際に行ってみてわかったことなどを撮影レポートとして残しておきたいと思います。

概要

前年までは「越前夏まつり」という名称で、夏祭りとそのフィナーレとしての花火大会というイベントです。

越前みなと大花火2018(越前夏まつり)|イベント|えちぜん観光ナビ
越前みなと大花火2018(越前夏まつり)|えちぜん観光ナビのイベント紹介ページです。

今年からは名称を一新し「越前夏まつり」から「越前みなと大花火」へと変わります。

 

会場
福井県丹生郡越前町道口 越前漁港広場

打上数
約13,000発

来場者数
約50,000人

スケジュール
午後6時30分~ オープニングセレモニー
午後7時~ 盆踊り大会
午後8時~ 花火大会 (午後8時30分終了)

駐車場
・会場すぐ近くの駐車場(「厨駐車場(台数:500台)」等)は、花火終了後に出庫制限あり
・その他臨時駐車場は徒歩もしくはシャトルバスでの移動となる

事前計画(移動、撮影)

前日に決めた予定なので、かなりアバウトな行き当たりばったり感が否めません。

予定

  • 大阪から石川の実家に寄り、ピノ(愛犬)を預けてから、福井の花火会場へ向かう
  • 12時頃に到着して、会場に一番近い「厨駐車場」に入庫し、鑑賞・撮影用の場所を確保する
  • 花火大会までは夏祭りや海水浴をして過ごす
  • 花火終了後は混雑が落ち着くのをしばらく待ってのんびりと帰る(大阪ではなく、石川の実家へ戻って宿泊する)

事前に調べたものの、以下の点についてよく分からずじまいでした。

不明点

  • 駐車場、及び鑑賞・撮影用の場所を確保するために、何時までに着く必要があるか
  • 海水浴ができるビーチが近くにあるかどうか
    (GoogleMapを確認するとビーチらしきスペースはあるが、やけに狭く感じるため、現実的に海水浴が可能かどうかはっきりとわからない)

待機時間が長いので、出来れば海水浴をして過ごしたいところですが、近くになかった場合は、夏祭りの露店などで時間をつぶしたり、車内で待機でも致し方ないかということになりました。

当日の流れ

移動 (10:00-14:00)

結局、出発が遅れてしまい、大阪→石川の移動で渋滞が発生したこともあって、現地に到着したのは14時頃でした。「厨駐車場」に入庫できないことを心配しましたが、14時時点では全く問題なく、16時頃までは空いているように見えました。

場所取り (14:00-14:30)

場所取りについても十分にスペースがありましたが、どの辺りが良いのか全く分からず…。しばらく歩いていると、多くの三脚が立てられているエリアがあり、この辺りなのだろうと推測できました。

花火会場場所取り

場所取りの時点で三脚を設置しておくというのは初めて知りました。一般的にはマナー違反と取られる場合もあるのだろうと心配しましたが、「郷に入っては郷に従え」ということで、できるだけ近くて空いている場所に、シート、椅子、三脚を設置してみました。

都合の良い解釈をすると、予め設置しておくことで後から来る人にも、「ここで撮影させてもらいますよ」というアピールになるのかなとも思いますが、これは会場によると思います。
気になって後から調べてみるとやはりトラブルになるケースもあるみたいなので、これは状況に拠りけりということだと思われます。
花火会場 三脚と椅子

ちなみに、今回三脚で確保されている場所のほとんどは、ビーチから続く階段状になっている一番上のスペースでした。後ろ側は通路となっており、会場中が人で溢れかえるような混雑(通路に人が座って鑑賞するような状況)にならない限りは、それほど迷惑にならないのではと予想しました。(結果的に通路で花火を鑑賞する人はいませんでした。)

待機 (14:30-19:30)

夏祭り

「越前みなと大花火」お祭りの様子

場所取りを終えた時点で、時間はまだ14時半頃でした。露店も空いていたので、気になるお店でいろいろと買って腹ごしらえをすることに。

露店は思ったよりは規模が小さく(お店の数が少ない)、商売っ気がないのかなぁという印象を受けました。大阪などであれば何倍もの露店が出店することでしょう。(土地柄やいろんな世界のルールがあるのかもしれませんが・・・)

なお、会場には日陰になるスペースがほとんどないため、暑さをしのぐために車内へ戻って食べました。

天候にもよりますが、場所取り後そのまま待機される方は、ビーチパラソルや小型のテントなどがあった方がいいと思われます。

海水浴

気になっていた海水浴場ですが、すぐ近くにある「道口海水浴場」は、海水浴場というよりは、ちょっと水遊びができるスペースといった感じで、小さい子供たちが遊んだりしていました。

そのため、もう一つの「くりや大浜海水浴場」へ行ってみることに。

こちらは会場から「厨駐車場」を過ぎてさらに南側へ10分程度移動した場所にあります。

こじんまりとはしてますが、先程よりは海水浴場としての雰囲気はあり、人も少なくて落ち着いたビーチでした。のんびりできそうな感じだったので、こちらで時間を過ごすことに決定しました。

私達は「とりあえずどんなところか見て来よう」というつもりで、いくつかの荷物(浮き輪など)を車内に残して移動しましたが、暑い中往復して荷物を取りに戻ろうという気にはなれませんでした。海水浴目的で、「くりや大浜海水浴場」へ移動する際は必要な荷物を全て持っていくことをお勧めします。

砂浜ではなく小石でできたビーチです。

小石のビーチ

特別綺麗というほどでもありませんが、泳いだりする分には特に問題なく、しっかりと遊泳区間も区切られていて、少し沖に浮島のような遊具も設置されていました。

こちらの「くりや大浜海水浴場」については、大きくて賑やかなビーチというわけではありませんが、何もせずに車内で待機するよりは楽しく過ごすことが出来ると思います。

あまりちゃんと探さなかったのでわかりませんが、シャワーなどの施設は近くに見当たらなかったように思います。トイレは、厨駐車場側の公園のような場所にありました。

撮影準備 (19:30)

朝早かったこともあり、ビーチで寝入ってしまいあっという間に夕方になっていました。

花火会場打ち上げ前

片付けをして19:30頃に会場へ戻ってみます。

場所取りをしてから、数時間全く放置だったので少し心配でしたが、特に問題もなく、三脚、椅子、シートはそのままの状態でした。

花火大会【撮影】 (20:00-20:30)

いよいよ時間となり、出だしは「ダンシングヒーロー」の音楽と共に打ち上げ花火スタート。思った以上に派手なオープニングです。

花火

 

そして、打ち上げ場所が予想以上に近いことに驚き、目の前に打ち上げられる花火の大きさに圧倒されます。30分で13,000発打ち上げられるということもあり、テンポも非常に速く、首を上下左右に振らないと視界に収まらないくらいに広がる花火は迫力満点です。

 

画角が足りない

そして、それらの花火の大きさを見て、手持ちのレンズでは撮れないということもすぐにわかってしまうのでした。。。

花火

ちょっと大きめの花火が上がるとこんな感じ。全くと言っていいほどフレーム内に収まりません。

この日持参したレンズは21mm、31mm、50mm、90㎜の4本、全て単焦点レンズです。(カメラはAPS-Cの「PENTAX K-5IIs」)

大きく写すなら50mmが必要か、ひょっとしたら90mmまで必要かも、などと迷ってたりしていましたが、何のことはありません。21mmでも全然画角が足りないという状況でした。

意気込んで楽しみにしていた撮影でしたが、早々に終戦の気配が漂います。

そこで、全景を収めるのは諦め、左側の打ち上げ場所をメインに縦構図で撮ることに切り替えました。これで、小さめの花火であればそこそこ収まるようになりました。

撮影モードや露出に悪戦苦闘

今回、花火撮影のために用意したアクセサリーとしては三脚、レリーズ、NDフィルター。NDフィルターはこれまでほとんど使う機会もなかったので、慣れないアイテムでしたが、シャッタースピードを長くするためにつけた方がいいのかなと用意していたものです。

露出は「マニュアル」で10~20秒程度(F11 / ISO100)で何回か撮ってみるものの、上がる花火の種類や数によって明るさにばらつきがあり、なかなか思うように撮ることが出来ませんでした。さらに、NDフィルターを付けたり外したりの迷走状態に陥ります。

同じ露出で撮り続けるのは難しいと判断し、マニュアルではなく「バルブ」に切り替えて、任意のタイミングでシャッターを切るようにしてみると、ある程度露出が落ち着くようになりました。

 

 

この時点で、一発撮りは諦めて撮影後の「比較明合成」を意識して撮影を行っています。そもそも、画角が足りない時点で、一発撮りの意欲を失っていたというのもありますが…。

 

30分はあっという間に過ぎ、予想以上に迫力満点で見応えのあった花火に満足する気持ちと、撮影が思ったように行かなかった悔しさも残る結果となりました。

終了から帰宅

打ち上げ終了後は、花火大会につきものの混雑、渋滞が待っています。

「厨駐車場」については出庫制限があるため、どちらにせよしばらく移動はできません。焦る必要もないので、花火の余韻に浸りながら、そのままビーチでのんびりと時間を過ごしていました。

そして、22時頃に駐車場を出て石川方面に向かいました。しばらくは流れよく進んでいましたが、結局途中で渋滞になったため途中のコンビニで休憩(仮眠)を取って渋滞をやり過ごしてから帰宅しました。

花火撮影について

所感

私は普段、花火を撮影することがほとんどないため、ノウハウはほとんどありません。さらに単焦点レンズを愛用していることもあり、ズームレンズを持っていない、さらには超広角レンズもないといったスタイルです。

今回撮影してみて感じたのは、予め必要な画角がわかっていないと撮影が難しいということでした。花火撮影の場合、撮影場所によって被写体(花火)の大きさが決まってしまうということもあり、それらの不確定要素に臨機応変に撮影するためにズームレンズがあった方が便利(しっかりと構図を決めるためには必須)だと実感しました。

ただ、これに関しても、いくつかの考慮や対策で、単焦点レンズでの撮影も十分に可能だと考えます。

単焦点レンズで花火を撮る為に

  • 事前の調査により画角を考慮した撮影場所を確保する
  • 画角がジャストにならない場合は、広めに写してトリミングで対応する
  • 複数の画角で撮りたい場合はボディを複数用意しておく
  • あらゆる可能性を考え、できるだけ多くのレンズを持っていく

私自身は、やはり単焦点レンズを使った撮影が好き(重くて高価なズームレンズを所有したくない)なので、今回の反省を活かして再度チャレンジしてみたいと思います。

また、超広角レンズは持っていませんが、魚眼レンズ「PENTAX-DA FISH-EYE10-17mmF3.5-4.5ED」は持っているので、これを上手く用いることで、近くの花火にも対応できるかもしれません。これを持参していればもっと面白い写真を撮れたんじゃないかという思いもあります。

「越前みなと大花火」においては、会場内で撮影を行う場合に限っては、ズームレンズというよりは、まず超広角レンズが必要になると思われます。会場で撮影をされる方は、できるだけ広角のレンズを持っていくことをお勧めします。
※会場から少し離れた場所においてはこの限りではありません(会場からの距離に応じて望遠レンズ等が必要になると思われます)

まとめ

初めて訪れた「越前みなと大花火」でしたが、打ち上げ場所が近くて目の前に広がる大きさとその迫力、30分に13,000発という密度の濃い花火に大満足でした。

また、会場内の混雑もそれほど酷くなく、椅子を設置する余裕もあることから、ゆっくりと落ち着いて鑑賞できるという点も他の花火大会にはない魅力だと感じました。

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