どんなプリセットが人気?
当ブログでは、掲載写真におけるRAW現像の設定を、Lightroom用のプリセットとして公開しています。
今回は、2018年のダウンロード数を集計し、どのプリセットが人気なのかを調べてみました。
集計結果
それでは早速結果発表です。
第3位 cairo
フィルム風レタッチが人気?
こちらはフィルム風 レタッチというキーワードで、検索から当ページを訪れて頂いた方が多かったようです。やはりフィルム風のレタッチ(RAW現像)は人気があるのかなと思いました。
類似のプリセット
ただ、レタッチとしては少々やり過ぎな部分もあったため、実際のフィルム写真を元にして、できるだけ忠実に再現したパターンを作成・公開しています。
第2位 london
ハイキーは正義
基本的に写真は明るめ(ハイキー)の方が、素敵な写真に見えるケースが多いかと思います。
ただ、撮影時に露出補正で露出を上げる場合、(環境や被写体にもよりますが)どうしても白飛びしてしまうリスクがあります。
そこで、RAW現像で白飛びを抑えつつ、シャドウを持ち上げたりしながら、全体の露出を上げる(明るくする)というやり方は、簡単かつ効果的であると言えます。
このプリセットのように、ハイライトと白レベルを限界まで下げ、白飛しないギリギリまで露光量を上げるといった設定はよく使っています。やり過ぎると、白くぼんやりとした写真になってしまうので、シャドウ、黒レベルのどちらかを下げて、黒の締まりを持たせると良いかと思います。
第1位 tekapo
2018年最も人気のあったプリセットがこちら。
やっぱり星景は最高?
2019年1月もダウンロード数が多く、1月のしぶんぎ座流星群、12月のふたご座流星群などの影響もあるのでしょうか。残念ながら私はどちらも参戦できませんでしたが…。
星景写真のレタッチについては、できるだけ星をはっきりと見せる編集(コントラスト、明瞭度、シャープを上げる)くらいで、あとは完全に好みの世界だと思っています。
私は銀河鉄道999のような世界をイメージして、ブルーをかなり強めにしています。また、パープルフリンジもあえてそのまま残しています。
当プリセットを適用した後で、ホワイトバランス、もしくは明暗別色補正の色を変えてみてください。ガラッと雰囲気が変わるかと思います。
私としてもいろいろと試したいところではありますが、実は星景写真のネタがそれ程ありません。よって、2019年は大台ケ原での撮影を是非スケジュールに加えておきたいと思います。
その他
ブログを始めてまだ半年程度なので、プリセットの公開時期がダウンロード数に比例している部分もありますが、tekapoやcairoなどJPEG撮って出しでは表現が難しいケースのものが人気があるような気もします。
個人的には、最近はもっぱらフィルム風のレタッチにハマっており、フィルム風のプリセットが増えることになりそうです。
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RAW現像について
RAW現像のメリットはさんざんアピールしてきておりますが、写真のクオリティとカメラの知識・技術を飛躍的に向上することが可能なツールだといっても過言ではないかと思っています。
【RAW現像】で写真は変わる!!カメラも上達するその理由とは
PCで行うには、(パソコン、ソフトなどの費用かかるなど)敷居が高いと感じられる方は、まずはモバイル版で試してみるといいかと思います。モバイル版であっても十分なレタッチが可能です。
モバイル版Lightroom CCのRAW撮影とRAW現像が便利過ぎる
終わりに
これからも、新しいプリセットファイルを作成・公開していきたいと思っています。
ブログ内で掲載している写真のほとんどがはRAW現像している写真となっていますので、もし気になるものがあれば、コメントや問い合わせフォームからお知らせください。
個別に提供、もしくはブログでの公開を検討させて頂きます。
なお、商用利用や二次配布は不可とさせて頂いておりますが、個人的な使用は自由ですので、適用した写真のSNS公開等についても問題はありません。
その際は、#fotolier_lr のタグをつけて頂けると非常に嬉しく思います。
これからも当ブログをどうぞよろしくお願いします。
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