写真が見違える夜景のレタッチ方法【Lightroom用フリープリセット】

夜景はレタッチありき?

今回のサンプル写真は、「阿波座ジャンクション」で撮影したジャンクション夜景です。

星景もそうですが、夜景という被写体はノイズを除去したり、細部を際立たせたりと、レタッチの効果が非常に大きいと言えるかと思います。

こちらの記事ではHDRでの作例も紹介していますが、レタッチでも十分にダイナミックで迫力のある結果を得られました。

細かく調整できる分、個人的にはHDRでの撮影よりもレタッチで追い込む方がやりやすいように感じます(単にHDRの機能を使いこなせていないだけかもしれませんが…)。

Before / After

ヒストグラム

撮影時は、街灯の明かりの部分が白飛びしやすいのでアンダー気味の設定となっていました。これを全体的に明るく、そして色鮮やかになるようにレタッチしています。

Picture

設定

夜景のダイナミックさを表現するために、コントラストを高く、そして全体的に明るく鮮やかになるよう調整しています。

また、ディテールを強調するために明瞭度をめいいっぱい上げて100としました。明瞭度はやり過ぎ注意のナンバーワンとも言える諸刃の剣であると認識していますが、夜景に関してはアリではないかと思っています。

撮ったことがないですが、工場夜景などもおそらく似たようなアプローチが有効なのではないかと思われます。

また、明瞭度を上げることで暗い部分がつぶれてしまうので、「シャドウ」「黒レベル」を上げています。逆に、街灯の光芒が白飛びしやすいので、「ハイライト」「白レベル」は下げています。

色の微調整のために明暗別色補正にて、ハイライトとシャドウにそれぞれイエローとブルーをのせていますが、これは好みによっていろいろと変えてみると良いかと思います。(全体的な色についてはホワイトバランスで大きく変更することが出来ます。)

その他サンプル

Pentax K-1, smc PENTAX-DA FISH-EYE 10-17mmF3.5-4.5ED [10mm][F13][10s][ISO100]

交通や治安に関する安全には充分な配慮が必要ではありますが、阿波座ジャンクションはかなり楽しい撮影スポットです。

Pentax K-1, smc PENTAX-DA FISH-EYE 10-17mmF3.5-4.5ED [13mm][F13][8s][ISO100]

この撮影を経て、超広角のレンズが非常に欲しくなりました。

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